NotebookLM スライドをパワポに変換する方法|NBLM2PPTXと無料ツールをわかりやすく解説
2026年2月18日のアップデート以降、NotebookLMでは生成したスライドをそのままPPTX形式でダウンロードできるようになりました。 さらに、スライドごとの編集にも対応したことで、「かなり便利になった」と感じている人も多いはずです。
ただし、実際にパワポで開いてみると、各ページが画像として出力されており、テキストや図形を直接編集できないケースがまだ多くあります。
「NotebookLMのスライドをパワポに変換したのに編集できない…」 そんな悩みを感じている方も少なくありません。
そこで今回は、GitHubで公開されている無料のオープンソースツール「NBLM2PPTX」を使って、NotebookLMのスライドを“本当に編集できるパワポ”へ変換する方法をわかりやすく紹介します。 あわせて、プログラミング不要で使える簡単な代替方法もまとめているので、「コードは苦手…」という方でも安心です。
AI-OCRで文字をテキストボックス化。直感的な編集、一括処理。無料試用版あり。
Part1.NBLM2PPTXとは?|NotebookLMのPDFを無料で編集可能なパワポに変換できるツール
NotebookLM新機能の仕組みと限界
NotebookLMでは新たに「ページごとの編集機能」が追加され、対話形式でAIに指示を出しながらスライドの内容を再生成できるようになりました。操作方法もシンプルで、NotebookLMで生成したPDFをアップロードして変換したいページを選ぶだけです。さらに16:9・9:16・4:3など好みの比率を選んでPPTX形式でダウンロードすることもできます。
ただし、実際にNotebookLMのスライドをパワポに変換してみると、いくつか技術的な制限があることも分かります。
- 出力形式の問題:ダウンロードしたパワポファイルは、実際には各ページが「画像形式」のまま保存されています。文字・図表・背景などが1枚の画像として統合されているため、通常のパワポのようにテキストボックスを直接編集することはできません。
- 細かい調整ができない:AIの生成結果に満足できない場合でも、パワポ上で直接レイアウトを修正するのは難しいです。文字位置のズレやフォント変更などを行いたくても、再度AIへ指示を出して生成し直す必要があります。
- 視覚要素を個別編集できない:画像・アイコン・テキストボックスなどを個別に選択できないため、「画像だけ移動」「一部の文字だけ修正」といったパワポ本来の編集作業がしにくいのもデメリットです。
NBLM2PPTXなら画像と文字を分離して編集可能にできる
こうした問題を解決するために登場したのが「NBLM2PPTX」です。NBLM2PPTXはGitHubで公開されている無料のオープンソースツールで、NotebookLMから出力したPDFを、本当に編集できるパワポファイルへ変換できます。主な仕組みは以下の通りです。
- 画像と背景を自動分離:AIアルゴリズムを使ってPDF内の画像や背景を解析し、それぞれを分離します。
- OCRで文字を認識:OCR(光学文字認識)技術によってスライド内の文字を読み取り、パワポで編集可能なテキストボックスへ変換します。
- レイヤーを再構築してパワポ化:分離した背景や文字レイヤーを再構成し、パワポ標準形式の.pptxファイルとして出力します。
そのため、NotebookLMのスライドをパワポに変換した後でも、テキストの編集・フォント変更・レイアウト調整・要素の移動などがしやすくなります。次は、実際にNBLM2PPTX GitHub版の使い方を、順番にわかりやすく解説していきます。
Part2.NBLM2PPTX GitHub版のインストール方法と使い方(技術者向け解説)
NBLM2PPTXでNotebookLMのスライドを編集可能なパワポに変換する方法
ここからは、NBLM2PPTXを使って、NotebookLMのPDFを編集可能なPowerPoint(パワポ)ファイルへ変換する方法を見ていきます。このツールはかなり便利ですが、少しだけ技術的な作業が必要です。とはいえ、手順通りに進めればそこまで難しくありません。
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まずはNBLM2PPTXのプロジェクトページを開く
まず、NBLM2PPTXのプロジェクトページを開き、「Usage(使い方)」のセクションにあるGoogle Gemini Canvas用のプロンプトをコピーします。 -
Google GeminiでCanvasモードを開く
次にGoogle Geminiを開き、コピーしたプロンプトを貼り付けます。その後、Canvasモードをオンにしてください。 -
GitHubからHTMLコードをコピーする
続いて、NBLM2PPTXのプロジェクト内にあるHTMLコードをコピーします。対象ファイルを開いたら、右上にある「Raw」ボタンの近くにコピーアイコンがあります。それをクリックすると、HTMLコードをまとめてコピーできます。 -
CanvasへHTMLコードを貼り付ける
その後、Geminiのコード表示モードへ切り替え、GitHubからコピーしたHTMLコードを貼り付けて上書きします。 -
NotebookLMのPDFをアップロードして変換する
コードを貼り付けたら、再びプレビュー画面へ戻ります。次に、NotebookLMから出力したPDFをドラッグ&ドロップし、変換したいページを選択します。設定が終わったら「変換開始」をクリックしてください。するとAIがページごとに解析を行い、背景画像・文字・レイアウトなどを自動で分離していきます。 -
パワポファイルを結合してダウンロードする
処理が終わったら、「PPTXを結合」を選択します。これで、編集可能なパワポファイルをダウンロードできます。変換後もパワポ上で文字の修正やレイアウト調整がしやすくなるのが、このツールの大きなポイントです。
NBLM2PPTXを実際に使ってみた感想
実際に使ってみると、NBLM2PPTXは「画像しか編集できない」というNotebookLMの弱点をかなり改善できました。 文字が編集可能なテキストボックスとして変換されるため、軽い修正には便利です。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 複雑な図表はレイアウトが崩れることがある
- 薄い色の文字は認識されない場合がある
- 一部の画像が正しく分離されないケースもある
- 変換後はスライド全体の確認がおすすめ
「コード操作なしでもっと簡単に使いたい」という方も多いと思います。次は、もっと手軽に使えるノーコードツールを紹介していきます。
Part3.NotebookLMのスライドをパワポに変換するおすすめツール:コード不要の方法
さらにスライドの内容を編集したい場合、前の章で紹介したNBLM2PPTX以外にも、もっと簡単な方法があります。NBLM2PPTXは機能が充実していますが、コード操作に慣れていない人にとっては少しハードルが高いかもしれません。
そこで、コードを一切書かずにNotebookLMのスライドを編集可能なパワポに変換できるツールを3つ紹介します。操作が直感的でステップも少なく、ほとんどの人にとって使いやすい方法です。
おすすめその1:PDNob
PDNobは、 OCR機能とPDF編集機能を搭載したオールインワン型のPDF編集ソフトです。 PDF内の文字を認識して編集可能なテキストへ変換できるため、 NotebookLMのスライド修正にも活用できます。
PDNobを使えば、NotebookLMのスライドをより直感的に編集できるようになります。
元の画面上でテキストを直接クリックして修正したり、テキストボックスや画像を自由にドラッグして位置を変えたりでき、レイアウトを一から組み直す必要がありません。変換後によくある「薄い色の文字が消える」「画像がズレる」といった問題も、PDNobなら手動で素早く修正できます。Wordを使うような感覚でスライドを編集できるのが特徴です。
- 高い認識精度:NotebookLMで生成したスライドは特殊なレイアウトになっていますが、PDNobのAI-OCRエンジンがページ内のテキストを正確に認識し、編集可能なテキストボックスとして復元します。パワポに変換した後はそのまま修正でき、入力し直す手間がありません。
- 直接編集モード:変換後に書式ミスに気づく心配がありません。PDFのプレビュー画面上でテキストの内容や位置を直接調整でき、レイアウトを確認してからパワポとして出力できます。
- まとめて一括処理:数十ページにわたるNotebookLMのスライドでも、ファイル全体のOCR認識と変換を一度に完了できます。処理時間を大幅に短縮できるのも魅力です。
- 無料で試しやすい:全機能を無料で試用できるため、変換結果が自分のニーズに合っているか確認してから、有料プランへのアップグレードを検討できます。
使い方の手順:
- PDNobをインストールして起動し、NotebookLMで生成したPDFスライドをアップロードします。
- 「OCRを実行」を選択し、必要に応じて言語(日本語)を設定します。
- 任意のテキスト部分をクリックするだけで直接編集でき、Wordのような感覚でフォント・サイズ・色の変更やテキストボックスの位置調整ができます。完了後はPDF・パワポ・Wordファイルとして書き出せます。
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こんな方におすすめ: スライドを頻繁に修正するビジネスユーザー、コンサルタント、教育関係者の方に最適です。
おすすめその2:DeckEdit
DeckEditは、NotebookLMのような「画像型PDFスライド」を専門に扱える、とても便利な変換ツールです。ソフトのインストール不要で、ブラウザを開いてファイルをアップロードするだけで、編集できないPDFを編集可能なパワポに変換できます。
「数ページだけ軽く修正したい」「あまり手間をかけたくない」という方に特におすすめです。操作はとてもシンプルです。DeckEditのサイトにアクセスし、NotebookLMで作成したスライドをアップロード、「PPTXに変換」を選択して処理が完了したらダウンロードするだけです。
メリット
- 完全無料、登録不要で使える
- 操作が簡単で3ステップで完了
- 日本語テキストの認識精度が高め
デメリット
- 1回の処理上限が20ページのため、それ以上は分けて変換が必要
- レイアウトが若干ズレることがある
- 複雑な図表の再現度はやや低め
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こんな方におすすめ: 学生や会社員など、急いでサッと変換したい方に向いています。
おすすめその3:Canva Pro
Canva Proは多くの人に使われているデザインプラットフォームで、その中の「マジックレイヤー」機能がNotebookLMのスライド編集にとても役立ちます。AIがページ上のデザイン要素を自動で認識・分解してくれるので、スライドのビジュアル編集がスムーズに行えます。
Canva Proでの編集手順:
- Canva ProにNotebookLMのPDFスライドをアップロードします。
- ページの画像を選択し、マジックスタジオ内の「マジックレイヤー」機能を使います。
- AIが画像内のテキストを独立したテキストボックスとして抽出し、画像やアイコンも個別に移動できるようになります。完了後はパワポ形式で書き出せば、そのまま続けて編集できます。
メリット
- PDFファイル全体を一度にアップロードして処理できる
- 画像・アイコンなどのビジュアル要素を個別に調整しやすい
- Canvaの豊富な素材を使ってデザインのブラッシュアップもできる
- チームでの共同編集機能が充実している
デメリット
- Canva Proの月額サブスクリプション(約12.99ドル)が必要
- テキストを直接クリックして修正できず、マジックグラブを経由する必要がある
- 背景のクリーンアップに手動調整が必要な場合がある
- テキストの軽微な修正だけなら機能が少し過剰に感じることも
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こんな方におすすめ: スライドのビジュアルにこだわりたいデザイナー、マーケター、またはチームで共同作業をしたい方に最適です。
Part4.NBLM2PPTXよくある質問と回答
Q1. NBLM2PPTXはオープンソースですか?プログラミングの知識がないと使えませんか?
はい、GitHubで無料公開されています。プログラミングの知識がなくても大丈夫です。この記事のPart2で紹介した「コピー&ペースト」の手順通りにGemini Canvas上で操作するだけでOKで、Python環境のインストールも一切不要です。
Q2. NotebookLMのスライドをパワポに変換する際、PDFのページ数が多い場合(50ページ超え)でもNBLM2PPTXは処理できますか?
処理自体は可能ですが、時間がかかる上に、無料のGemini APIではエラーが発生することがあります。30ページを超える場合は分けて変換するか、大量ファイルの処理が得意なPDNobのような専用ツールを使うのがおすすめです。
Q3. NBLM2PPTX以外に、NotebookLMのスライドをパワポに変換できるコード不要のツールはありますか?
まずおすすめしたいのはDeckEdit(無料・登録不要・ローカル処理)と、PDNob機能が充実していてOCR精度も高い)です。どちらもNotebookLMのスライドをパワポへ手軽に変換できる、使いやすいツールです。
まとめ
NotebookLMはパワポ形式でのダウンロードに対応していますが、実態は「直接編集できない画像スライド」です。NBLM2PPTXを使えばその制限を突破でき、NotebookLMのスライドを編集可能なパワポへ変換できます。新しい技術を積極的に試したい方にとって、特におすすめのツールです。
コード操作を避けたい場合は、PDNobのオールインワン編集、DeckEditの変換、Canva Proのマジックグラブなど、目的に合った選択肢を選んでみてください。NotebookLM スライドのパワポ変換をうまく活用して、生成したスライドを自分らしくカスタマイズし、より伝わりやすく完成度の高いプレゼン資料に仕上げていきましょう。
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